公開日:2017年9月2日

私は英語の教師であり、研究者であり、実践者であり、マニアでもあります。この4番目のマニアの視点から言うと、英単語を構成するアルファベットは不思議であると断言できます。

例えば、母音字を左端にそろえるような形で、アルファベットの文字を並べてみましょう。

 

I   II   III  IV   V   VI

1 A B C D
2 E F G H
3 I J K L M N
4 O P Q R S T
5 U V W X Y Z

すると、各縦列に次のような特徴が見られます。

I列   母音を示す文字(そう並べたのだから当然ですね)

II列  Jを除いて全て唇音[=唇を利用する発音]の文字

III列 Wを除いて全て軟口蓋音[=K音やG音]の文字

IV列 Dを除いて全て文字の名前が[e]関連音で始まる

V列  Yを除いて全て文字の名前が[e]音で始まる

VI列 Nを除いて全て文字の名前が[i:]音で終わる

また、各横列には次のような特徴が見受けられます。

第1行 Aを除いて全て上下対称の文字

第2行 Eを除いて全て3画の文字

第3行 Jを除いて全て直線からできている文字

第4行 Tを除いて全て曲線を含む文字

第5行 Zを除いて全て左右対称の文字

つまり、不思議なことに、縦列に音声的な類似が、横列に形態的な類似が見られるのです。

上記の図は、英単語という言語の素であるアルファベットの表であるから、私は「言素(げんそ)の周期表」と名づけています。

この記事の著者

englight
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