公開日:2017年9月3日

密教の世界において曼荼羅は欠かせない存在ですが、私は、金剛界曼荼羅に注目しています。この曼荼羅は、全体を9つのセルに分けたものですが、これが基本的な英単語を整理するのに役立つのではないかと考えています。

さて、英語における基本動詞を9つ挙げるとすると、どうなるでしょうか。私は、次の9つが英語における最も重要な動詞であると考えています。

be, do, give, take, have, make, come, go, get

そして、これらの基本動詞を曼荼羅に当てはめてみると、次のようになると私は考えています。

come be have
give get take
go do make

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、それぞれの動詞は、お互いに意味が関連し合っています。

 

   [1] 縦の動詞群の意味      [2]横の動詞群の意味

  

   受動関係動詞
 授受関係動詞
 能動関係動詞

 それぞれの動詞群を簡単に説明します。

①    goとcomeは、この動詞の主語の移動に関係するのは明白です。giveは「与える」の意味で、目的語の移動に関係しています。

②    beは「ある」、getは「なる」、doは「する」という基本概念を表しています。beは状態、getは変化、doは動作を代表する動詞であるのは分かるでしょう。

③    haveは所有することによって、takeは獲得することによって、makeは生成することによって、自らのところに定着させる意味を持っています。

④    come(来る)、be(有る)、have(持つ)は受動的な意味を持つ動詞群であると言えます。積極的な活動を暗示しません。

⑤    give and takeと言えるように、giveとtakeは授受を表す重要動詞で、getは「得る」と「あげる」の2つの意味にまたがる動詞です。

⑥    go(行く)、do(行う)、make(する、させる)は、積極的な行動を暗示する動詞です。「行く」と「行う」で「行」が一致しているのも興味深いと言えます。

曼荼羅の中心部分にgetが、堂々と鎮座している訳ですが、getは動詞が表す基本概念を包括的に持つ動詞の中の動詞、英語の中の「ザ・動詞」、動詞の王様と言える存在なのです。

最初に挙げた、基本動詞9つから成る曼荼羅を、私は「英語基本動詞曼荼羅」と呼んでいます。

 

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